毒を持っていて危険な害虫は、私たちの身の回りにたくさんいます。
日本に生息する毒を持った害虫を、いくつかご紹介します。
ハチに刺された場合、主に2つの危険が考えられます。
「毒による痛みや腫れ」、「アレルギーによるアナフィラキシーショック」です。体内に最も多くの毒を持っているのがスズメバチです。殺傷力の強い毒を持っているのはセイヨウミツバチです。たった一匹に刺されたからといって、死に至ることはありません。しかし、刺されると激しい痛みに襲われます。ハチの毒には、ほんのわずかな量でも激痛を引き起こす成分が含まれているからです。
毒よりも危険なのは、アナフィラキシーショックです。ハチの毒に対してアレルギーを持つ人が発症すると、10分程度でアナフィラキシーショックの症状が現れます。主な症状は、全身の腫れ、じんましん、下痢、嘔吐などです。症状が重くなると呼吸困難、血圧の低下、意識不明に陥ることがあり、毎年20人ほどが死亡しています。
ムカデの毒成分はセロトニンやヒスタミンで、ハチの毒に似た成分です。
日本に生息するムカデの中では、アカズムカデが最も強力な毒を持っています。噛まれると激しい痛み、腫れ、紅斑などが現れます。重症になると、リンパ管炎、嘔吐、下痢などが起こることもあります。
ハチと同様、1度噛まれたことのある人はアナフィラキシーショックを起こすことがあります。
ドクガは、北海道から九州まで生息する毛虫です。
ドクガの持つ毒針毛が皮膚に刺さると、強いかゆみを伴う赤いブツブツが現れます。掻くことで、さらに症状は悪化します。ドクガの厄介な点は、気づかないうちに触ってしまい、しばらくすると皮膚炎を発症することです。
虫に触れた覚えがなくても、いつの間にか皮膚や服に毛が付着し、皮膚炎が広がってしまうのです。草原だけではなく、公園の芝生、住宅地内にも侵入してくることがあります。
毒を持った害虫を、自分で駆除するのは危険を伴います。身の安全を確保するためにも、業者に依頼するのが安心な解決方法です。当社では安心の低料金で、ムカデ駆除をはじめ様々な害虫の駆除を承っております。
広島はもちろん、鳥取や愛媛の一部地域にも対応致します。豊富な経験と実績で的確な対策を行いますので、害虫駆除をお考えの方はご用命ください。