体が複数の節からなっている節足動物は、基本的に硬い外骨格を持っています。身近で誰もが見たことのあるクモや昆虫類、ムカデ類などが挙げられます。中でも多足の節足動物であり、肉食の節足動物といえばムカデです。毒を持っているのでムカデ駆除が必要です。
こちらでは、意外に知られていないムカデについてご紹介したいと思います。
割と小さいイメージがありますが、体長は数mm程度から20~30cm程を超える種類もあり、大きさは種類によって様々です。寿命は種類によっても異なりますが、ほとんどが約5~6年以上といわれています。
一般的に家庭内でよく見かける種類は、トビズムカデで春から夏にかけての暖かい季節に石の下、落ち葉などの中に20個程産卵します。また、ムカデは夜行性であり、夏場に多く出没します。
ジメジメとした高温多湿の暗いところを好むため、昼間は朽木や葉が積もった中、石の下などにいますが、夜には活動が活発になり、エサとなる虫や小動物などを求め人家周辺に現れ、人に危害を加える場合もあります。
ムカデは肉食のため、人に触れたら敵から身を守るために噛みつきます。
全てのムカデは毒を顎の毒腺に持っていて、中には強力な毒を備えもっているムカデも存在します。
噛まれるとハチに刺されたような激しい痛みが瞬時に生じます。
毒に含まれるヒスタミン・セロトニンなどの成分が原因で、患部が腫れあがり、リンパ節の痛みなどの症状が引き起こります。
噛まれたら放置せず、すぐに対処する必要があります。
ムカデの毒素は熱に弱い特徴がありますので、噛まれたらやけどをしない程度の42~43度以上の熱いシャワーのお湯で、すぐに患部を温めることです。また、患部は石けんやシャンプーなどを使って洗浄しましょう。
ムカデは、一度目より二度目に噛まれたときの方がショックを起こしやすいようです。噛まれたときは大事をとって、病院で見てもらうようにしましょう。
ムカデは家の中で退治しても、外からの侵入を防がないと意味がありません。
つまり、家の中だけでなく、家の周辺からムカデが生息しにくい環境にしなければいけないということです。生息しにくい環境をつくるもっとも有効的な対策としてムカデ駆除があります。
ムカデ駆除をご検討の方は、ぜひ当社へご相談ください。