夜空を自由に飛行できるコウモリは、哺乳類で唯一の飛行動物です。
哺乳類なので翼を持つ鳥類とは異なります。コウモリは、哺乳類の中でもネズミの次に種類が多いとされています。日本でも、身近に生息しているのでコウモリ駆除業者を見かけることがあると思います。
コウモリは、本などの影響からか吸血鬼を思い浮かべる人も多く、実態はあまり知られていないような気がします。こちらでは、コウモリの生態と特徴についてご紹介します。
コウモリは1000種類近く存在しますが、実際に血を吸って生きているコウモリはたったの3種類だけで、ほとんどのコウモリは昆虫を主食としています。その3種類は中南米に生息し、ナミチスイコウモリだけが哺乳類の血を吸い、残り2種類は鳥類の血を吸います。
日本で生息しているコウモリは30種類程といわれており、もっとも見られるのがアブラコウモリです。
小型コウモリなどは、超音波を使ってエサを探します。
日本で多いアブラコウモリは、体長わずか4~6cmで、体重も10g程の小さい体です。体色は背後、グレーがかった黒褐色の体毛で、腹部は灰褐色です。
小さな体は、人家の天井裏など雨風がしのげる暖かい場所を住みかとします。11月中頃の寒くなる冬は冬眠をし、3月末頃の春から秋にかけての比較的暖かい季節は活発に活動します。
コウモリは夜行性のため、昼間は洞窟、天井裏などの住みかで群なって休み、日没頃から飛びまわります。夏場のもっとも活発的な時期は、夕方になると空に飛んでいるコウモリをよく見かけるようにもなります。
上記でもご説明したように人家に侵入し、住みかをつくるコウモリは群れをなして生活します。
群れで生活をするコウモリの糞や尿は、天井のシミや汚れだけでなく、臭いも伴います。
コウモリのほとんどがノミやダニを寄生しているため、住みかである天井裏で死んだ場合、ダニの異常発生や布団などの侵入も考えられます。
二次被害を防ぐためにも、一匹でもコウモリを家の周辺で見たら対策方法を考えると良いでしょう。
広島にあります当社は、害虫、害獣駆除専門業者です。コウモリ駆除、ハチ駆除などいろいろな駆除に対応しておりますので、お困りの方はご相談ください。